まるとANAの旅事情

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ANAの乗継運賃「乗継旅割」ってなに?旅割21〜75との違いとその魅力とは

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この記事ではANAの国内線運賃「乗継旅割」について、どんな路線で利用できどのくらいの運賃なのか、ANAでよく見かける旅割21・旅割28・旅割45・旅割55・旅割75となにが違うのか、どんな人がどんな時に使うのが良いのかをまとめました。

 

ANAで乗継旅割という運賃が販売されていてお得に使うこともできる、と周りから聞くことはありましたが僕が有償の国内線運賃で国内線に搭乗することが少なかったこともあり、見て見ぬ振り...といいますか食わず嫌いをしておりました。。。

 

しかしここにきて国内にたくさんある未開拓地へと旅行したいと思いたち、その地の空港まで乗継旅割が設定されていたので、実際に発券するまでにいろいろと調べてみました。今回はその内容をまとめ、同じように食わず嫌いされている方、初めて名前を聞いた!といった方に向けて紹介できればと思います。

 

乗継運賃は「乗継旅割」「乗継特割」「特定便乗継割引」の3つ

まずANA国内線で利用できる乗継専用の運賃は全部で3つ用意されています。

  • 乗継旅割
  • 乗継特割
  • 特定便乗継割引

それぞれ予約できる期限・マイル積算率・解約料などに違いがありますが、どれも乗継専用の運賃であることに変わりありません。

 乗継旅割乗継特割特定便特定便乗継割引
予約期限 28日前まで 7日前まで 当日まで
マイル積算率 75%
搭乗ポイント 0 200pt/1フライト
400pt/2フライト(片道)
取消料 出発前: 0〜60%
出発後: 100%
出発前: 5%
出発後: 100%

 

今回は金額的にもお得な"乗継旅割"をピックアップします。

 

旅割と乗継旅割は似てて非なるもの?

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みなさんもANAの国内線を予約したことがあれば、旅割という名前を見たことがあるのではないでしょうか。

旅割とは、1年に2つの販売期間が設けられている航空券の早期割引運賃の一種です。これは「搭乗日から数えて○○日前までに予約すると安く買えますよ。」というもので、早ければ早いほど運賃は安くなっています。例えば、21日前までに購入できる運賃は旅割21で、75日前までに購入できる運賃は旅割75と呼ばれています。当然、旅割75の方が運賃は安いです。

ANAが販売するお得で定番とも言える運賃ですが、実は乗り継ぎを伴う特定の便では「乗継旅割」といった乗継版旅割ともいえる運賃があわせて設定されています。

 

旅割と乗り継ぎ旅割では若干運賃規則が違いますので表にしてみました。

 旅割(旅割75-21)乗継旅割
予約可能期間 旅割販売開始から
75日前〜21日前まで
搭乗日2ヵ月前9:30から
28日前まで
対象便 ほぼ全ての主要国内線
(ANA/他社運行便含め)
一部の路線
(ANAグループ運行便のみ)
マイル積算率 75%
搭乗ポイント 0
取消料 出発前: 0〜60%(55日前から発生)
出発後: 100%
払戻手数料 430円(片道1区間) 430円(片道2区間合計)

 

旅割とは発売開始時期が違う

僕が一番気になった違いは、大きく分けて年に2回の販売期間が設定されている旅割とは異なり、普通運賃や特割、プレミアム旅割28などど同様に搭乗日2ヶ月前にならないと予約ができないことです。

 

僕は最初これを知らず3月中旬頃、6月の乗り継ぎ旅割運賃を探そうとしたら検索結果にまったく出てこなくて??となった記憶があります。ある意味一番の違いかと思いますので、同じ旅割の名前を冠していても発売時期が遅いことは頭に入れておきましょう。

 

2週間早く予約する裏技は利用できない?

なおプレミアム旅割28の予約確保のために紹介した2ヶ月+14日前に国内線予約を入れる方法と同じ方法は利用できません。どうしてもという方は脚注をご確認ください。*1

www.kanamalu.com

これは乗り継ぎという性質上、往復便の予約を追加した時点で国内線の最大予約区間数の"4区間"となってしまいそれ以上予約を追加することができないからです。

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このように[便を追加する]がグレーアウトされてしまいます。

といっても乗り継ぎ旅割が発売開始と同時に売り切れ...とは考えにくいので利用する必然性もそこまでないとは思います。

 

ただ、発売開始から予約期限までが約1ヶ月ということもあって、予約期限に近づくと空席待ちや満席になってしまうことも多々ありました。もしどうしても乗り継ぎ旅割を予約したい場合は、なるべく早く行動した方がいいことに違いはないようです。

 

羽田ベースの修行僧にとっては大きな差はない

僕が感じた主な違いは上記の2つです。マイル積算率、搭乗ポイント数、取消手数料や払戻手数料などは基本的に同じですから、修行僧が乗る意味において通常の旅割直行便との大きなスペック上の違いはありません。遠回りすることが多いため、獲得PPが若干増えるくらいですね。

 

特に羽田空港をベースとして修行を行なっている場合、羽田発着の乗継旅割の運賃はPP単価10円を切るものは稀のようですから、単価を求めてやるのはあまりオススメできません。他の路線、他の運賃を検討した方が良いでしょう。

 

乗継旅割の魅力とは?

旅割との違いがわかったところで、羽田ベースの修行僧にとってはメリットが少ないと書きました。しかし、乗継旅割自体に魅力がないわけではありません。僕が魅力あるかな?と思った部分をまとめました。

 

地方ベースなら運賃・PP単価に魅力あり!

地方空港をベースとしている方にとっては魅力的な運賃があるようです。運賃やPP単価等を一覧にしているサイトもあるようです。気になる方は確認してみて、使えそうな路線、運賃があれば修行に取り入れてみましょう。

 

直行便の値段が上がったときは乗継旅割の方が安い

今回僕が乗継旅割を利用するきっかけになったのがこれです。直行便の旅割より片道あたり3,000円ほど安かったため選択しました。

 

可能な限り早く目的地につきたいと思うのが普通ですから、やはり直行便に比べると時間がかかる、そもそも乗継という選択肢を考えない...などの理由で売れ残っているのではないかと思います。

 

値段だけで便を選べる場合は選択肢になるでしょう。

現地到着時刻などに制約がある場合、いくら安くても使えない...ということはあると思います。僕の場合はただのぶらり旅なのでいいかな?ということで、選択しました。

 

例えば、羽田→函館区間をみてみると、

直行便       経由便

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直行便なら朝9時前に函館に到着できるものの、経由便でははやくて11:20到着のため午前中に予定を入れることができません。お仕事では難しいかもしれませんが、観光であればそこまで朝早くつかなくてもいいかな?と思えるので経由便もアリかもしれませんね。

 

小型機材に乗りたいとき

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これは少し運賃の話からそれますが、小型機材は地方空港へと飛ぶ路線に設定されていることが多いため、特に北海道方面の場合、新千歳を経由地として、新千歳〜道内空港を結ぶ路線では多くがぼんバルディア DHC8-Q400のようです。

 

羽田空港をベースとしていて、主要路線にしか乗らない人はおそらく乗ったことがないのではないでしょうか。僕もありません...。ANAで乗ったことのある一番小さい機材はB737-500だと思います。

 

デルタ航空ニッポン500に4区間として登録できる?

ご存知の方も多いかと思われますが、デルタ航空が毎年継続しているキャンペーン「ニッポン500」では、ANAやJALをはじめとした日本の国内線搭乗券をデルタに送ると1区間あたり500マイルを加算してくれます。

 

直近ではやじり鳥さんが記事を書いてくださっています。初耳!という方はこちらも御覧ください。

www.bousaid.com

 

乗継旅割を利用すると片道2区間に搭乗するため、出発空港のカウンターにて2枚の搭乗券を受け取ることになります。乗継運賃であるだけでそれぞれのフライトは独立していいるから当然ですね。往復すると合計4枚が手元に残ります。

 

僕も実際に乗継旅割で搭乗するのはもう少し先ですが、この理論でいくとデルタに対して4区間として申請することができるのではないか...と。

2017年4月01日から2018年3月31日までのキャンペーン期間中にご利用いただいた国内線が対象となります。運賃、クラス、路線を問わず、1フライトにつき500ボーナスマイルをご獲得いただけます(スカイマイル特典旅行などの日本国内線特典航空券を含む)。また不定期路線のフライトはこのキャンペーンの対象外です。国際線の路線の一部として運航されている国内線のフライトを含む国際線のフライトもこのキャンペーンの対象外です。

デルタ航空公式サイト

規約を読む限りは、運賃・クラス・路線を問わず1フライトにつき500ポイントがもらえる...とありますので、おそらく1往復4区間で2,000マイルが獲得できるのではないかと思います。

 

もちろんこのためだけに乗継旅割を発券するのはお得でないかもしれませんが、「直行便よりも6,000円安くて、しかも直行便より1,000デルタマイル多くもらえて、珍しい小型機材にも乗れる!」となれば発券しない手はない...と思えるかもしれません。

 

少なくとも僕はそう思いました 笑

 

乗継便の探し方

ここまで乗継旅割の魅力を紹介してきましたが、最後にどうやって乗継便を探すの?という人向けに探し方をまとめます。基本的には直行便と同じです。

 

パソコン

ANAのサイトで出発地、目的地、日付なんかをいれて検索します。

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まずは直行便の結果が表示されるので「乗継便」をクリックします。普通席とプレミアムクラスの切り替えと似たようなものです。

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切り替えるとこんな画面になります。あとは同じように選択すればOKです。

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スマートフォン

モバイル版も基本的に同じです。いつもどおり検索して...

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直行便の結果の下に表示される[直行便以外で検索]をタップ

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すると乗継フライトが表示されます。

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※ただし乗継運賃の設定がない期間や区間だとこちらが表示されます。

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乗継ぎとしてのフライトが表示されますが、運賃はそれぞれ旅割などを1区間ずつ購入するような形になります。乗継旅割ではないので気を付けましょう。

 

僕が発券した路線と運賃

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最後に、僕が実際に発券した路線と運賃を掲載します。羽田発函館行きの経由便です。滞在時間が短いのは、復路の遅い便が1万円以上高かったので、安い方にしたためです。

 

合計運賃はたったの20,580円!予約当時、土日ということもあって直行便の旅割が13,000円〜だったので乗継便を選んでみました。

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一応PP単価を計算すると、獲得プレミアムポイントが1,800PPなので約11.4円です。

 

まとめ

万人にお得に利用できる運賃とまでは言えないものの、拠点空港、利用シーン、区間、搭乗する人の性格によっては十分お得で、楽しいフライトを提供してくれる運賃だと感じました。

 

乗継旅割の話題はあまり多くないものの、定期的にポロポロとお得に使っているという話を聞く機会があったので、僕もこんな使い方してみました!という意味で紹介できたならいいなと思います。

 

参考記事

www.kanamalu.com

www.kanamalu.com

*1:往路と復路をそれぞれ別予約とし、それぞれダミー予約と抱き合わせて発券、55日前までにダミー予約を解約すれば一応2ヶ月+14日前予約も可能です。この記事では、別記事で紹介した方法とは異なる点・そこまでする必要が薄い点などから「できない?」として記載しました。