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KUL発券/プレエコが買えない期間をどうする?全4パターンの回避策

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ANAは2017年8月下旬より羽田⇔クアラルンプール路線における運行機材をANAプレミアムエコノミークラスが利用できないB787-8型機へと変更(格下げ)することを決定し、現在もプレミアムエコノミーが利用できない状態が続いています。

 

これは以前、クアラルンプール発券を行う記事において補足をしました。

【ANA/海外発券】クアラルンプール→北米方面のプレミアムエコノミーがPP単価8円台/費用は20万円前後 - まるとANAの旅事情

【ANA/海外発券】クアラルンプール→日本方面のプレミアムエコノミー他がPP単価5円台/費用は7.5万円前後 - まるとANAの旅事情

 

KUL発券プレミアムエコノミーへの影響

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残念ながらプレミアムエコノミーが搭載されていない機種への機材変更は確定していますのでこれ自体は仕方のないことなのですが...、当ブログでもお得です!と紹介しているクアラルンプール発券におけるプレミアムエコノミー運賃(予約クラス:E)が実質的に発券できない状態になっています。

 

影響を受ける期間と区間

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この機材変更の影響を受ける期間と区間は次のとおりです。

影響期間 2017年8月31日 から 2018年3月24日 まで
影響区間 羽田 ⇔ クアラルンプール

これではしばらくの期間実際には使えない修行プランになってしまいますので、2018年3月24日までに搭乗するクアラルンプール発券のチケットをどうしているのか?これから買う場合は代わりにどんな選択肢があるのか?という部分にフォーカスを当てていきたいと思います。

 

そもそも購入できないチケット

今回の機材変更に伴いそもそも購入ができなくなったチケットは下記のとおりです。

  • クアラルンプール発日本方面行きのプレミアムエコノミークラス(E/G)

こちらの記事で主に紹介しているものですね。

www.kanamalu.com

 

2018年3月25日以降であれば、このようにプレミアムエコノミーが選択できますが...

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2018年3月24日までですと、エコノミーとビジネスクラスしか選択できません。

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購入はできるが影響を受けるチケット

今回の機材変更に伴い購入はできるが一部区間において影響を受けるチケット

  • クアラルンプール発北米方面行きのプレミアムエコノミークラス(E/G)

こちらの記事で主に紹介しているものですね。

www.kanamalu.com

 

2018年3月25日以降であれば、このようにプレミアムエコノミーも選択できますが...

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2018年3月24日までですと、東京〜クアラルンプール路線においてはエコノミークラス(予約クラスB)が自動的に選択され、プレミアムエコノミーが利用できるのは日本〜米国区間のみとなります。

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プレミアムエコノミー運賃の代替案

それでは2018年3月24日までの間をどうやって乗り切るかについてですが、北米方面行きはプレミアムエコノミー運賃自体は購入できるので特に問題ではないと思っています。日本方面行きについてはプレミアムエコノミー運賃自体が購入できませんので、大きく分けて2つ、更に細分化して合計4パターンに分けてそれぞれのタイミングで都合の良い運賃を選択しています。

 

パターンA)シンガポールを経由させてプレエコに意地でも乗る

「プレエコ運賃が購入できないのであれば、プレエコが設定されているシンガポール路線に乗ればいいじゃない!」と誰かが言うように、クアラルンプール発券ではシンガポールを経由することができるため、このような旅程を取ることは今でも可能です。

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東京⇔シンガポール路線は毎日羽田と成田それぞれ2便ずつ飛んでおり、すべての機材にプレミアムエコノミーが設定されています。そのためシンガポールを経由してあげれば2018年3月24日まででもプレミアムエコノミー運賃が購入可能です。

 

7時間近くも搭乗するのだからプレエコに乗れるシンガポールが良い!という方はこれ一択になるでしょう。 

■パターンAのメリット・デメリット
メリット
  1. プレミアムエコノミー運賃購入可能
    (=プレミアムエコノミーに搭乗可能)
  2. エコノミー(Hクラス)と比較するとマイル積算率/PP単価ともに良い
  3. ビジネスクラスにアップグレードできる
デメリット
  1. シンガポールを経由するため時間の自由度が下がる
  2. シンガポール⇔クアラルンプール間はコードシェア便が購入できないため、ANA SKYコインが利用できない
  3. 運賃が約7,000円/片道ほど高くなる

SKYコイン使えないのは地味に痛いですし、往復で+14,000円も判断が分かれるところですね。その他には、土日で東京⇔クアラルンプールを往復する方が多いでしょうからシンガポール経由にするとかなり予定がキツキツになるか深夜便を選択することになります。

 

以前はよく深夜便エクストリーム出社などやりましたが、やはり遅延などのリスク*1を伴いますので避けたいと言うのが正直なところです。プレエコなら深夜便でもOKな方やクアラルンプールは寝るだけや!という方は問題無いと思います。

 

この9月には1日おきに羽田⇔クアラルンプールのエコノミーに3回搭乗する機会があったのでエコノミーはもう慣れました笑

 

パターンB)①とにかくPP単価と総額の安さを求めたい

「クアラルンプール発券に求めているのは快適な座席じゃない! とにかくPP単価が安くて運賃総額が安いことだ!シンガポール経由で運賃増額なんて許すまじ!!」という声が自分の中から聞こえてきたり来なかったりしますので、やはりクアラルンプール発券を突き通すにはPP単価と総額に眼をつぶることはできないですよね。

 

僕が一番多く発券したタイプはプレエコに並んでこちらのものです。エコノミークラスの最安運賃(Basic運賃:予約クラスS)です。現在では名古屋・大阪・福岡までのチケットが4万円を切っていますので、かなりお得感がありますね。PP単価はプレエコとほぼ同じで約5円台からとなります。

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■パターンB①のメリット・デメリット
メリット
  1. PP単価が最強クラス(約5円台)
  2. 運賃総額が国内どこへ飛んでも※1約4万円から約5.3万円に収まる
デメリット
  1. ビジネスクラスへのアップグレードはできない(対象外予約クラスのため)

※1 羽田/成田から直行便で飛べる空港に限る

 

こちらはSKYコインも使えますので、手元に3万〜4万マイルもあれば全額SKYコインで支払うこともできます。最安の予約クラスということで残念ながらビジネスクラスにアップグレードはできませんが、PP単価と運賃を求めている以上仕方のない犠牲です。

 

パターンB)②エコだけは勘弁!アップグレードはしたい

「7時間もエコノミークラスにすし詰めだけは勘弁してくれ!!マイル払うからビジネスクラスにアップグレードさせてほしい!!」という方には、パターンAとこちらのパターンB②をオススメします。アップグレード対象運賃なので、思う存分マイルやアップグレードポイントを消費してビジネスクラスに搭乗しましょう。

 

僕は1度しか発券したことはありませんが、PP単価が少し上がっても構わないのであれば一番使いやすいチケットかもしれません。エコノミークラスのアップグレード対象運賃(Flex Plus運賃:予約クラスH)です。現在では名古屋・大阪・福岡までのチケットが約7万円と十分なお得感がありますね。PP単価は約8円なので、クアラルンプール発券の中では高くつきますが、一般的には十分なラインです。

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予約変更が多いかた、特に国際線に挟んでいる国内線区間を柔軟に変更したい方は1回あたり約5,000円かかる変更手数料がかからないのはメリットですね。といっても6回くらい変更しないと元は取れませんが...

 

■パターンB②のメリット・デメリット
メリット
  1. 予約変更手数料が無料
  2. ビジネスクラスへアップグレードできる
デメリット
  1. PP単価がエコノミー/プレミアムエコノミーの中では事実上一番高い(約8円/PP)
  2. 時間的余裕があるのであればパターンA(シンガポール経由プレエコ)に劣る

 

 

アップグレードが目的でシンガポール経由でも時間的に問題が無い方は、こちらを選ぶメリットは薄いかもしれません。パターンAとこのパターンB②を比較してみました。比較条件はクアラルンプール→羽田→福岡の場合です。

  パターンA
(シンガポール経由)
パターンB②
(直行便)
搭乗クラス
(予約クラス)
プレミアムエコノミー(E) エコノミー(H)
UPG可否
変更手数料 200MYR
(≒約5,400円)
無料
SKYコイン
利用可否
×
PP積算率 100% + 400P 70%
PP単価 約6.6円/PP 約7.8円/PP

う〜ん、SKYコインが使えない点を除けばパターンAの方が良いですね。これはかなり難しい選択を迫られそうです。

 

パターンB)③どうせPP単価悪くならいっそビジネスクラス乗ろう

「プレミアムエコノミーが買えなくてPP単価がどうせ上がるならビジネスクラス乗っちゃえばいいじゃん!マイルを使ってアップグレードはもったいない!」という方には、クアラルンプール発のビジネスクラスがオススメです。最初からビジネスクラスですからアップグレードにマイルやポイントを消費する必要がないですし、実際のPP単価はかなり安いです。

 

ビジネスクラスのアップグレード対象運賃(Basic Plus運賃:予約クラスZ)です。現在では名古屋・大阪・福岡までのチケットが約14万円と日本発の約25万円と比べると半額までいかないもののかなりのお得感がありますね。PP単価は約9円なので、クアラルンプール発券の中では一番高くつきますが、セールではないビジネスクラス運賃で単価10円切るんです笑 もうこれ一択で良いんじゃないでしょうか...。

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僕は来年の搭乗予定分にはなりますが1度だけ発券してみました。アップグレード前提の人にとっては消費マイルを抑えることができるので実はPP単価はかなり良いです。通常、東京⇔クアラルンプールの往復アップグレードには18,000マイル×2=36,000マイルが必要ですので、だいぶ大きい違いと言えそうです。

 

■パターンB③のメリット・デメリット
メリット
  1. 予約変更手数料が無料
  2. アップグレードしなくてもビジネスクラス
  3. ビジネスクラス運賃(Z)なのにPP単価9円
デメリット
  1. 総額が10万円以上すること

 

デメリットは1回の支出額が大きいことくらいですが、日本発シンガポール行きのプレミアムエコノミー運賃が国内線込みで約12万円の現状を考えるとそこまで負担にはならないかと思います。

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全4パターンの総合比較

それではパターンAからパターンB③までの全4パターンを表形式で比較してみましょう。ご自身の修行プランにあったものを選択する参考になるかと思います。必ずしもPP単価ではなく、残り必要PP数、欲しいマイル数、アップグレードの有無、予約変更の頻度なども吟味すると良いですね!

  パターンA パターンB① パターンB② パターンB③
搭乗クラス
(予約クラス)
プレミアムエコノミー(E) エコノミー(S) エコノミー(H) ビジネス(Z)
UPG可否 ×
(F設定なし)
変更手数料 200MYR
(≒約5,400円)
200MYR
(≒約5,400円)
無料 無料
SKYコイン
利用可否
×
PP積算率 100% + 400P 50% 70% 125% + 400P
PP単価 約6.6円/PP 約5.5円/PP 約7.8円/PP 約9.0円/PP

どれも魅力的なので、本当にひとそれぞれになるかな...という印象です。

 

まとめ

一時的にプレミアムエコノミーが購入できると言う問題があるものの、見て頂いたとおりクアラルンプール発券にはまだまだ魅力があります。もちろん来年の春以降にはプレミアムエコノミーも戻ってきますので、これからもアツい修行路線であることは間違いないでしょう。

 

羽田⇔クアラルンプール便を利用すれば、土日に修行を行っても現地で十分な時間が確保できますからホテル滞在を楽しむなり観光に出かけるなり現地飯をひたすら食べるなり、それぞれ楽しく過ごせると良いですね。

 

ご存じの方も多いかもしれませんが、クアラルンプールは高級ホテルが格安で泊まれる都市でも有名です。各ホテルグループの高級ブランドホテルが1万円〜2万円程度、スイートに泊まっても3万円なんてことはザラです。ぜひこの機会にちょっといいホテルに泊まってみるのも良いかもしれませんね。

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*1:遅延により会社に遅刻するリスクではなく、大幅な遅延などで他社便、例えばSQ便などに振替されてしまうと搭乗実績もSQ便のものになってしまい、予定していたプレミアムポイント数とANAグループ運航便という扱いを受けられなくなるリスクです