なんとなくANAのリリース情報を見ていると、先日の羽田昼間時間帯の米国路線発着枠拡大と一緒にメキシコの首都「メキシコシティ」への直行便新規就航も発表されていました。これがANAにとっての海外就航都市42番目だそうです。

ANAが就航する羽田発着の米国4路線
羽田発着の北米路線は、2016年10月30日の冬ダイヤから新たにニューヨークとシカゴが追加され、羽田発着の北米路線は次の合計4路線に。
・ロサンゼルス
・ホノルル
・ニューヨーク ←新規
・シカゴ ←新規
あのニューヨークに羽田空港から行けるのは便利だなあ、と。観光客的には思ったりします。ただビジネス路線として考えれば、サンフランシスコ路線を羽田発着にしたらいいのになんて思いますが、どうなんでしょう。飛行時間や米国との交渉なんかでやはり難しいのでしょうか?
今の自分の仕事の都合上、サンフランシスコ/シリコンバレーに縁があるので個人的にはそっちが羽田路線だったらな〜、なんて。いまどきはニューヨークよりサンフランシスコの方がビジネス客多いんじゃないの?って思うんですが真相は不明です笑
ついにメキシコにも直行便が!中南米地域へ行きやすくなりそう
さて、本題ですが。。。
ANAは2017年2月からメキシコの首都メキシコシティへ新規就航します。
成田空港発着で、機材はB787-8を利用。240席仕様か169席仕様かは現時点では不明ですが、中米地域となれば、長いフライトになるでしょうから169席仕様が採用されるといいなぁ、なんて。
そうすれば、ビジネスクラスはフルフラットシートで快適ですし、エコノミーでもプレミアムエコノミー設置機材なので、SFC特典で無料でプレミアムエコノミーにアップグレードができます。
B787-8型機169席仕様のフルフラットビジネスはこんな感じ。
さてそんなメキシコシティ路線ですが、実際どのくらい需要があるのでしょうか。
僕自身、メキシコ自体には行こうとあまり思ったことはありません。行くとしたら、サンディエゴでのんびりしながらレンタカーでちょろっとメキシコにドライブで、なんて感じかな笑
でも、中南米地域にスターアライアンスで行こうと思った時にはメリットがあるんじゃないかな、と。
コパ航空、アビアンカ航空、アビアンカ・ブラジル航空の3社が現在はスターアライアンスに加盟している中南米地域の航空会社ですが、これらの航空会社はメキシコシティに就航しています。いままでこれらの地域にANAを使って行くには、ヒューストンまでANA直行便で行き、そこからメキシコシティまで飛びます。そして最終目的地に向けて乗り換えることが多かったようです。
例えば、いまは殺人の都と呼ばれるかつてのリゾート地「アカプルコ」も、ヒューストンとメキシコシティを経由して行く必要がありました。
それが就航後は中南米の各地域へ乗り換え1回で行けるようになり利便性が向上します。もしかしたら特典航空券も取りやすくなるのではないでしょうか?
就航路線が増えて中南米地域に行くときの経路の選択肢が増えますから、自然と予約が分散するような気も…します。都合良すぎかな?
まとめ
ANAは年々就航路線を増やしていて、どんどんといろいろな国や地域に直行便で行けるようになってきていますね。これからも新規路線を拡大して、スターアライアンスで行けない地域を減らしてもらえればな〜、と思います。
特典航空券で行けるところが増えると、マイルを貯める気力も増しますから!