ニュージーランド航空のSkycouch(スカイカウチ)座席で一味違うエコノミーを体感できる?

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昨日7月1日、ニュージーランド航空が関空とオークランドを結ぶ季節運航便を再開するというニュースがありました。

ニュージーランド航空は11月4日~2017年3月26日まで、関西=オークランド線を季節便で再開。同路線にはボーイング787-9を導入し、週3便で運航する。

同路線の787-9運航を記念して、関西=オークランド線の運賃がエコノミークラス9万8,000円~プレミアム・エコノミー15万9,000円~ビジネスクラス25万9,000円~となる特別運賃を設定。旅行期間は11月4日~2017年3月26日(12月25日~31日は除外)で、7月31日までの販売となる。

ニュージーランド航空、関西=オークランド線を季節便運航 – 787-9を導入 – マイナビニュース

僕自身は関東圏なので羽田or成田しか使うことがありませんので、このニュース自体はとりたてて興味をそそるものではなかったのですが…読み進めていくとこんな記述が

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なお、同機のエコノミークラスには、エコノミークラスのシート一列・3席をつなげ、ベッドとして使えるスカイカウチを設置。ニュージーランド航空を通じて購入した場合、ひとりならエコノミークラスの運賃にプラス8万円、2人ならプラス4万円(ひとりあたり2万円)、3人ならプラス1万5,000円(ひとりあたり5,000円)となる。

ニュージーランド航空、関西=オークランド線を季節便運航 – 787-9を導入 – マイナビニュース

スカイカウチ座席とは一体…

…?

スカイカウチ座席?エコノミーのシートを横3列つなげてベッドにしちゃう??

なんだその発想。。。

プレミアムエコノミーやビジネスクラスとも違う…第3の選択肢。

エコノミークラスの座席下に大きなレッグレスト的なやつがついていて、それを持ち上げると座面と一緒にフラットな床になるという仕組みらしい。

しかし、それってどのくらい需要あるのか、と。

エコノミークラスに追加運賃(サーチャージ)を支払うことで、使えるようになるスカイカウチ座席。果たしてコストパフォマンスはどうなのか。表にまとめました。

路線 搭乗クラス 予約クラス 費用(1人あたり) 獲得PP(ANA) PP単価
東京 – オークランド エコノミー T 127,740円 5,493PP 23.26
エコノミー
+スカイカウチ(1人)
287,740円 52.38
エコノミー
+スカイカウチ(2人)
167,740円 30.53
エコノミー
+スカイカウチ(3人)
157,740円 28.72
プレミアムエコノミー A 227,740円 10,986PP 20.73
ビジネスクラス J 392,740円 13,734PP 28.60

※2017年1月30日〜2017年2月5日の最安運賃(直行便)で検索

※セール運賃は除き、往復共にスカイカウチ座席にアップグレードした場合

※ボーイング787-9型機を含め、一部機材でのみスカイカウチ座席を搭載

お得感を測る指標としてPP単価を利用しましたが、最もお得感があるのはプレミアムエコノミークラス。スカイカウチ席を1人で利用してゴロゴロするのは、結構高く付きそうです。。。

大人が使うなら現実的なのは2名くらいまで…1人の時よりはぐっと値段が抑えられますが、カップル含め家族など相当気兼ねない人じゃないと無理じゃないですかね。距離感的に笑

また関空発ではあるものの、セール運賃を使えば約26万円で往復ビジネスクラスが予約できますので、スカイカウチ席のメリットをいまいち享受しにくいかも。

ニュージーランド航空のサイトにはスカイカウチ座席の活用方法を語るビデオが掲載されていますので、気になる方は要チェック。

エコノミー・Skycouch™(スカイカウチ) – 787-9 Long-Haul Economy – Long-Haul Experience – Onboard Your Flight – Air New Zealand – 日本サイト

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スカイカウチの予約画面を見てみた

ではこのスカイカウチ、どうやって予約するのか。

方法はいたって簡単。Air Newzealandの公式サイトでエコノミークラスとして旅程を検索します。

まずは搭乗便を選択する際、スカイカウチの対象便かどうかが価格の右下に表示されるので、対象便を選択していきます。

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搭乗便を選択した後、追加オプションを選ぶ画面が出てくるのですが、このときに荷物追加サーチャージなどと並んでスカイカウチの選択画面が出てきました。

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気になる座席指定画面はこちら。

緑色の座席がSkycouch用の席らしいのですが、やはりというかなんというか。3席まとめて選択されます。これ発券のとき、どう記載されるんでしょうね。気になります。

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まとめ

エコノミーファーストと呼ばれるように、ガラガラのエコノミークラスで3人もしくは4人席を1人で占領して横になる…お安い運賃でファーストクラスより広いベッドを確保できる技が古来よりありましたが…

これはそれをお金をかけて確保する仕組み。そう捉えるのが無難かもしれません。

しかし自分自身はエコノミークラスで横になったことがないのでわからないのですが、結構楽なんでしょうか。しかもスカイカウチなら、座面がだいぶ広いので結構ありかもしれませんね。おそらくビジネスクラスより座面の広さで言えば、上ですから笑

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参考記事

www.kanamalu.com

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