【ANA/海外発券】クアラルンプール→北米方面のプレミアムエコノミーがPP単価8円台/費用は20万円前後

ANAの海外発券については下記記事でまとめましたが、この記事では具体的な発券ルートを紹介したいと思います。日系航空会社のANA・JALどちらも人気が過熱気味なクアラルンプール発券ですが、ここでは北米方面のチケットを取り上げます。

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日本方面についてはこちらの記事をご覧ください。

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海外発券:①クアラルンプール→アメリカ・カナダ方面

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クアラルンプール発券シリーズ①ということで、まずはカナダ・アメリカなどの北米行きのチケットについてまとめました。

アメリカ・カナダ方面の就航都市

この地図だと地名が出ていないので、具体的にはどの都市(どこの空港)へ行けるチケットかを箇条書きにしてみました。

  • ニューヨーク(JFK)
  • ワシントンD.C.(IAD)
  • ヒューストン(IAH)
  • シカゴ(ORD)
  • シアトル(SEA)
  • サンフランシスコ(SFO)
  • サンノゼ(SJC)
  • ロサンゼルス(LAX)
  • バンクーバー(YVR)
  • イノウエ(HNL)※旧ホノルル空港

以上の10都市が主要な目的地となります。

いずれもANAの直行便が就航している都市で、1日1フライト(デイリー運行)か1日2フライト(ダブルデイリー運行)も飛んでいます。2017年10月29日からは成田〜ロサンゼルス路線が増便となり、東京とロサンゼルスを結ぶフライトがANAだけで1日3フライト(トリプルデイリー)になるというニュースもありました。

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運賃規則上はこれ以外の空港を目的地としてもOKです。例えば、アメリカ本土であればマイアミ、オーランドなどの乗継が必要な場所もOKです。直行便が就航していない地域にも利用できるので、修行と割り切らずアメリカの行きたい地域への旅行と兼ねることができます!

この記事ではわかりやすくするため、上記9都市に絞ってお話します。

アメリカ・カナダ方面へのフライト概要

さて、そんなアメリカの主要都市へ飛んでいる長距離フライトを含むクアラルンプール発券ですが、アメリカのいずれの都市へ飛ぶにも下図のようにクアラルンプール(KUL)から東京(TYO)を経由して北米各都市へ飛ぶフライトになります。

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①→②→③→④の順番でフライトに乗るわけですね。

通常どおり日本発のチケットで②③の区間(=東京〜ニューヨーク単純往復)を買おうとすると季節や滞在日数にもよりますが、エコノミークラスで約15〜20万円、プレミアムエコノミークラスで約30〜35万円、ビジネスクラスで約50〜100万円くらいを見積もる必要があります。

クアラルンプール発券には、

  1. チケットが安い
  2. プレミアムポイント・マイルがたくさん貯まる
  3. プレエコ確約+座席クラスのアップグレードができる
  4. 予約変更が無料でできる
  5. ストップオーバーで旅程を2回に分けられる

の5つのメリットがあり、日本発券のデメリットを克服することが出来ます。以下1つずつ説明していきます。

海外発券(クアラルンプール発券)の魅力

1. そもそもチケットが安い

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まず一番大きいメリットはチケットが安いことです。各座席クラス(主な予約クラス)ごとの運賃を比較してみました。日本発券では季節により価格差が大きいので、なるべく安いであろう真冬(2018年2月)の日程で最安値検索してみました。

滞在日数など運賃規則が大きく違うので予約クラス( S / E / Z )をベースに比較しています。

(参考)運賃比較2018年2月

クアラルンプール発券
(KUL – TYO – JFK)
日本発券
(TYO – JFK)
チケットに含まれる区間①②③④②③
エコノミークラス(S)101,480円
(約-5万円)
151,920円
プレミアムエコノミークラス(E)212,930円
(約-8万円)
295,920円
ビジネスクラス(Z)441,380円
(約-8万円)
517,920円

プレミアムエコノミークラスとビジネスクラスでは、日本発券に比べて約8万円も安く買えることがわかりました。念のために付け加えると、8万円安い挙句にクアラルンプール〜東京の往復チケットも付いてきます(゜o゜;

つまり②③の区間(=日本〜北米)部分の実質運賃はもっと安いことになり…驚愕の割引率でクアラルンプールと北米を往復することが出来てしまいます。価格だけを見てもオトクなことは一目瞭然です。

2. プレミアムポイント/マイルがたくさん貯まる

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次にこのチケットを実際に購入して乗ったとき、どのくらいプレミアムポイントやマイルが貯まるのかを計算してみました。

プレミアムポイントはどなたでも同一の数字になりますが、マイルについては保有するクレジットカードの種類やANAの会員ステータスによって異なりますので、下表を参考にしてみてください。

(参考)獲得プレミアムポイント比較(エコノミークラス[S]

エコノミークラス(S)クアラルンプール発券
(KUL – TYO – JFK)
日本発券
(TYO – JFK)
チケットに含まれる区間①②③④②③
① クアラルンプール → 東京2,503PP
② 東京 → ニューヨーク3,368PP
③ ニューヨーク → 東京3,368PP
④ 東京 → クアラルンプール2,503PP
合計11,742PP6,736PP
PP単価約8.64円/PP〜約22.56円/PP〜

(参考)獲得プレミアムポイント比較(プレミアムエコノミークラス[E]

プレミアムエコノミークラス(E)クアラルンプール発券
(KUL – TYO – JFK)
日本発券
(TYO – JFK)
チケットに含まれる区間①②③④②③
① クアラルンプール → 東京5,407PP
② 東京 → ニューヨーク7,123PP
③ ニューヨーク → 東京7,123PP
④ 東京 → クアラルンプール5,407PP
合計25,060PP14,246PP
PP単価約8.50円/PP〜約20.77円/PP〜

3. プレミアムエコノミー確約+座席のアップグレードができる

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プレミアムエコノミークラスとして予約するため当然ですが、現在のステータスに関わらずプレミアムエコノミークラスが利用できます。

シート自体は確かにちょっとの違いですが、長距離路線では到着時の疲れが大きく変わってくるので是非使いたいですよね。SFC修行中でプレミアムエコノミークラスへの無料アップグレードが利用できない、ステータスはあるけど繁忙期等でアップグレードが出来ない可能性がある、なんて場合には安心できる要素です。

このチケットでは座席のアップグレードが利用できるため、ANAのマイル/アップグレードポイントを利用してビジネスクラスにアップグレードすることができます。

長距離路線のビジネスクラスはある種のあこがれ…のようなものですが、ANAマイルかアップグレードポイントが下記の数量あればアップグレードが出来てしまいます。

アップグレードに必要な
ポイント/マイル(片道)
アップグレードポイントマイル
東京 〜 クアラルンプール8ポイント18,000マイル
東京 〜 ホノルル8ポイント20,000マイル
東京 〜 バンクーバー・シアトル・サンフランシスコ・サンノゼ・ロサンゼルス10ポイント25,000マイル
東京 〜 シカゴ・ヒューストン・ニューヨーク・ワシントンD.C.10ポイント28,000マイル

アップグレードに関する詳細はこちらの記事をご覧ください。

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4. 予約変更が無料でできる

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クアラルンプール発アメリカ・カナダ方面のプレミアムエコノミー運賃は、約20万円前後という格安な値段だけでなく、Flex Plus 運賃に該当するため予約変更時の手数料が無料です。

日本発券に慣れていると「予約変更なんて要らない!」ってお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、今回のような国際線4区間を含み、おおよそ2回の旅程にわけて搭乗することが想定されるチケットでは、購入した後にどんな予定変更が待ち構えているか分かりません。

せっかく高いお金を払って購入するチケットですから、無料で予約変更して別の日程で継続して飛ぶことができるのは大きなメリットと言えます。

実際、僕もクアラルンプール発券のプレミアムエコノミークラス運賃では4度ほど予約変更を行いました。僕自身、予約変更なんて無くても大丈夫!と思っていた人なので、予約変更ができるってなんて素晴らしいんだろう…と感じた次第です 笑

5. ストップオーバーで旅程を2回に分けられる

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最後にこのチケットのメリットとして挙げられるポイントは、東京でストップオーバーができるということです。ストップオーバーって何?という方は、まずこちらの記事をお読み下さい。

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東京でストップオーバーができるということは、下図の通りクアラルンプールから日本へ帰ってくる旅程、アメリカに行く旅程、そして最後にクアラルンプールに戻る旅程、と日程を3つに分けることが可能です。

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アメリカに行くタイミングではクアラルンプール往復に必要な時間を考慮する必要がなく、用意した日数すべてをアメリカ旅行(修行)に充てることが可能です。

その他の気になるポイント

航空券の有効期限

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上述のとおりストップオーバーを利用することで、クアラルンプール発北米行きを必ずしも、クアラルンプール→日本→北米、北米→日本→クアラルンプールとひとつながりで飛ぶ必要がないことはわかりました。(もちろん一気に飛んでもOKです)

便利なストップオーバーですが、ひとつ気をつけなければいけないことがあります。それが航空券の有効期限です。航空券には有効期限というものが必ず設定されていて、ANAでは第一区間(最初のフライト)から一定期間のみ有効と期間が予め定められています。

この記事で紹介したプレミアムエコノミークラス運賃(予約クラスE)はFlex Plusという運賃種別にあたり、有効期限は1年間です。つまり、最初のフライト(クアラルンプール→東京)の出発日からちょうど1年後までにすべてのフライトを終わらせる必要があります。

例えば、有効期限が1年であればこんな旅程もOKです。

(例)クアラルンプール→日本→北米 Flex Plus(有効期限1年)

出発日(第一区間):2017年11月01日
〃 (第二区間):2018年05月02日
〃 (第三区間):2018年05月06日
〃 (第四区間):2018年11月01日

正確な有効期限は、ANAの予約画面で確認できるのでそちらを見ることが確実です。発券前、発券後いずれのタイミングでも確認できるので、必ずチェックしておきましょう。

■確認箇所

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予約前:予約確認画面のフライト/金額の下「適用運賃」内【滞在期間】

予約後:予約一覧 > 予約詳細画面のフライト/金額の下「適用運賃」内【滞在期間】

※往路復路で運賃種別が違う(片道ビジネス・片道プレミアムエコノミーなど)場合は、それぞれ「運賃ルール詳細」をクリックして確認しましょう。

羽田〜クアラルンプールのプレミアムエコノミーが選択できない理由

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既にこのクアラルンプール発券のルートを検索したことがある方は、なぜか第一区間のクアラルンプール〜羽田、第4区間の羽田〜クアラルンプールでプレミアムエコノミークラス(E)が選択できず、エコノミークラス(B)が選択される事象を見たことがあるかもしれません。

この理由について、2017年9月22日に改めてANAダイヤモンドデスクへ確認を行いましたので、以下追記します。

→9月22日現在:2017年8月31日〜2018年3月24日の期間、羽田〜クアラルンプール【NH885】は787-8(240席仕様)で運行することが確定しています

なお2018年3月25日以降の羽田〜クアラルンプール間で使用する運行機材については、現在のところ通常通りプレミアムエコノミークラスの設定があり購入することが可能です。つまりプレミアムエコノミークラス(E/G)の売り止めは現時点ではありません。

なおこの記事で紹介している運賃の場合、プレミアムエコノミーが利用できないために2018年3月24日までに羽田〜クアラルンプール路線を含む旅程の場合、当該区間は自動的にエコノミークラス(予約クラスB)が上図のように適用されます。

なお2018年3月25日以降のフライトをプレミアムエコノミー(予約クラスE)で購入して、万が一機材変更によりプレミアムエコノミーのない787-8(240席仕様)へダウングレードされた場合は、ANAより下記補償が受けられる可能性があります。

  1. エコノミークラスへのダウングレードおよび補償金4万円
  2. ビジネスクラスへの無償アップグレード

なお補償内容は毎度ANAが決めることですので、上記とは異なる場合もありますので、あくまで参考程度にお考え下さい。

また、予約クラスEとBではマイル・プレミアムポイントの積算率に差はありませんので、ビジネスクラスへマイルやアップグレードポイントを利用してアップグレードする予定の方は特に違いはないので、迷わず発券してしまうのもアリかと思います。

アップグレードしない予定の方は、通常のエコノミーなので少し残念ですが仕方ありません。

予約変更がWEBからできる場合とできない場合

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このチケットに関わらず、予約変更や解約ができる運賃にも関わらず予約変更ボタンと解約ボタンが表示されない場合があります。

WEBから予約変更・解約できないパターン

  1. ANA SKYコインを利用している
  2. 座席クラスのアップグレードをしている(空席待ち含む)
  3. 機材変更等の運行情報に変更があった場合

あくまで僕の知る限り…ではありますが、上記3パターンではWEBの予約詳細画面から予約変更や解約ができません。

座席のアップグレードをしている場合、アップグレードを一旦解約することで予約変更ができるようになります(アップグレードの解約は手数料不要です)。ただし、予約変更後の日程が確定していないことや空席を確認したい場合は、WEB予約確認画面でアップグレードを解約するのは得策ではありません。

ANAのデスクに電話すればアップグレードを解約することなく、候補日の予約運賃空席状況やアップグレード枠の空席状況を一緒に調べてくれます。もし電話をする時間があるようであればデスクに変更を依頼するのが良いと思います。

予約クラス別獲得プレミアムポイント

それでは実際にどの区間に乗ったらどれくらいPPが貯まるのかを表形式で一覧にしてみました。表は日本とアメリカ・カナダ方面を結ぶ各路線ごとに、獲得プレミアムポイント数の順に掲載しています。ぜひ参考にしてみてください。

なお獲得マイル数にはANAカード ゴールド保有を前提とした25%のボーナスマイルが含まれています。マイルは現在のステータスや保有カードにより積算率は変わりますので、自分が獲得できるマイル数は下記サイトで確認しましょう。

ANA SKY WEB : ANAフライトマイル・プレミアムポイントシミュレーション

プレミアムエコノミー:アメリカ・カナダ方面

ワシントンD.C.(IAD)路線

プレミアムポイントマイル
① クアラルンプール → 東京5,407PP4,172miles
② 東京 → ワシントンD.C.7,162PP8,452miles
③ ワシントンD.C. → 東京7,162PP8,452miles
④ 東京 → クアラルンプール5,407PP4,172miles
合計25,138PP25,248miles
PP単価約8.50円/PP〜

ニューヨーク(JFK)路線

プレミアムポイントマイル
① クアラルンプール → 東京5,407PP4,172miles
② 東京 → ニューヨーク7,123PP8,403miles
③ ニューヨーク → 東京7,123PP8,403miles
④ 東京 → クアラルンプール5,407PP4,172miles
合計25,060PP25,150miles
PP単価約8.50円/PP〜

ヒューストン(IAH)路線

プレミアムポイントマイル
① クアラルンプール → 東京5,407PP4,172miles
② 東京 → ヒューストン7,058PP8,452miles
③ ヒューストン → 東京7,058PP8,452miles
④ 東京 → クアラルンプール5,407PP4,172miles
合計24,930PP24,988miles
PP単価約8.57円/PP〜

シカゴ(ORD)路線

プレミアムポイントマイル
① クアラルンプール → 東京5,407PP4,172miles
② 東京 → シカゴ6,683PP7,853miles
③ シカゴ → 東京6,683PP7,853miles
④ 東京 → クアラルンプール5,407PP4,172miles
合計24,180PP24,050miles
PP単価約8.81円/PP〜

ロサンゼルス(LAX)路線

プレミアムポイントマイル
① クアラルンプール → 東京5,407PP4,172miles
② 東京 → ロサンゼルス5,858PP6,822miles
③ ロサンゼルス → 東京5,858PP6,822miles
④ 東京 → クアラルンプール5,407PP4,172miles
合計22,530PP21,988miles
PP単価約8.88円/PP〜

サンノゼ(SJC)路線

プレミアムポイントマイル
① クアラルンプール → 東京5,407PP4,172miles
② 東京 → サンノゼ5,562PP6,452miles
③ サンノゼ → 東京5,562PP6,452miles
④ 東京 → クアラルンプール5,407PP4,172miles
合計21,938PP21,248miles
PP単価約9.11円/PP〜

サンフランシスコ(SFO)路線

プレミアムポイントマイル
① クアラルンプール → 東京5,407PP4,172miles
② 東京 → サンフランシスコ5,530PP6,412miles
③ サンフランシスコ → 東京5,530PP6,412miles
④ 東京 → クアラルンプール5,407PP4,172miles
合計21,874PP21,168miles
PP単価約9.16円/PP〜

シアトル(SEA)路線

プレミアムポイントマイル
① クアラルンプール → 東京5,407PP4,172miles
② 東京 → シアトル5,175PP5,968miles
③ シアトル → 東京5,175PP5,968miles
④ 東京 → クアラルンプール5,407PP4,172miles
合計21,164PP20,280miles
PP単価約9.47円/PP〜

バンクーバー(YVR)路線

プレミアムポイントマイル
① クアラルンプール → 東京5,407PP4,172miles
② 東京 → バンクーバー5,081PP5,851miles
③ バンクーバー → 東京5,081PP5,851miles
④ 東京 → クアラルンプール5,407PP4,172miles
合計20,976PP20,046miles
PP単価約9.44円/PP〜

イノウエ(HNL)路線

プレミアムポイントマイル
① クアラルンプール → 東京5,407PP4,172miles
② 東京 → イノウエ4,231PP4,788miles
③ イノウエ → 東京4,231PP4,788miles
④ 東京 → クアラルンプール5,407PP4,172miles
合計19,276PP17,920miles
PP単価約10.11円/PP〜
区間マイル数は毎年変わるため修行する時期により上記獲得PP数マイル数と一致しないことがあります。必ず自分の搭乗日に合わせてANA公式のシミュレーターで計算しましょう。
ANA SKY WEB : ANAフライトマイル・プレミアムポイントシミュレーション

おまけ:ビジネスクラス運賃もお得です!

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今回この記事ではSFC修行やダイヤモンド修行に最適なプレミアムエコノミークラスの運賃を紹介しましたが、全く同じルートのビジネスクラス運賃もお得です。

例えば、アメリカ東海岸のニューヨーク(JFK)までの運賃は約43万円!西海岸のロサンゼルスだと約37万円!総額としては高く見えますが、東京〜クアラルンプールの往復、東京〜アメリカの往復の全4区間がビジネスクラスでこの値段ですから、大変お安いと言えます…。

■ニューヨーク方面ビジネスクラス

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■ロサンゼルス方面ビジネスクラス

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なおブッキングクラスはZですので、マイルやアップグレードポイントを利用して東京〜アメリカ区間をファーストクラスにアップグレードすることも可能です。もしこのビジネスクラスを発券するときは、ファーストクラスの設定があるニューヨーク、ワシントンD.C.、ヒューストン、シカゴ、ロサンゼルス、サンフランシスコなど主要6都市を選びたいですね!

なおPP単価は約14円と意外に高くなく、修行の一部に取り入れるのもアリかと思います。また長距離路線×ビジネスクラスですから、SFC修行中のノンステータスの方だけでなく、PLT・DIAを継続している方にとってメリットがある発券と言えるでしょう。

現在既にステータスを保有している方はボーナスマイルが100%前後(DIA会員なら最大135%)貰えますので、この一連のチケットを消化することで最大で約6万マイル弱を獲得することが可能です。

なおビジネスクラス Basic Plus(予約クラスZ)の場合は有効期限が半年間なので日程には注意が必要です。どうしても有効期限1年のものを購入したい場合は、少し値段が上がりますがビジネスクラス Flex Plus(予約クラスD)を買う必要がありますので、希望する日程により選んでみましょう。

まとめ

クアラルンプール発日本経由北米行きのチケットはいかがでしたでしょうか。PP単価も約8円前後からとお得なチケットでありつつ、予約変更は無料、ビジネスクラスへのアップグレードもOKという大変使い勝手の良いチケットと言えますよね。

日本からクアラルンプールは日本からシンガポールとほぼ同距離ですので、シンガポールに修行に行く感覚で始められるのも良い点だと思います。基礎解説記事でも書いたとおり、LCCなら2万円前後でクアラルンプールまで行くことも出来ますし、フルサービスキャリアでも片道3〜4万円でクアラルンプールまで行くことが可能です。

ただ一つ難点があるとすると、アメリカでは入国せずに帰国することはできず、必ず入国する必要があります。そのため超短期滞在(1泊〜2泊)だと入国審査の際に審査官から質問攻めにあうなどのケースが想定され、実際に大変だったというコメントをされている方もいらっしゃいます。

当然ではありますが、他国に入国できるかどうかは出入国審査官、現地政府にすべて権限があり入国できなくても文句は言えません。このチケットは大変オトクで便利ですが、ぜひアメリカ滞在にはある程度の日数を取れるよう調整してみたほうが無難でしょう。

参考記事

海外発券でもANAの直行便のみの旅程であればANA SKYコインが利用できます!

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2 件のコメント

  • いつもありがたく拝見しています。KL発は安いのでHKから帰る時もKL経由にしたりしていましたが、北米まで足を延ばすとここまで効果が上がるのですね。欧州はどうなんでしょうか?来月パリに出かけるのですが、何かいいルートないものかと、まだ予約入れていないのです。何かありましたら御教示下さい。

  • cykokiu様
    いつもお読みいただきありがとうございます。
    KL発は日本行きと北米行きがお得でいいですよね。ただ残念ながらヨーロッパ方面には、経路的にも利用者がいないからか運賃の設定がありません。
    ヨーロッパ方面の海外発券は定番だとソウル発、ちょっと遠出が大丈夫ならシドニー発というところでしょうか。ソウル発はお得度より総額の安さ、シドニー発は本来高いFlex運賃が安いのでルールが緩くて使いやすいイメージですね。
    ソウル発は特に冬が安かったですが、最近は通年そこまで変わらないイメージです。