
ANAのKUL発券(クアラルンプール発券)で唯一のネックとなっていた運行機材ですが、朗報が舞い込んできました。
目次
2018年6月1日からは羽田/成田の両路線でB787-9を採用!
ANAは2018年1月18日のプレスリリースにて、2018年6月1日より成田⇔クアラルンプール路線においてB787-9型機を採用することを発表しました。現在のB787-8(240座席仕様)ではビジネスクラス・エコノミークラスの2クラス制でしたが、機材変更によりビジネスクラス・プレミアムエコノミークラス・エコノミークラスの3クラス制に移行することが確定しました。

本来ANAクアラルンプール路線のうち羽田発着便については2017年7月31日よりB787-9型機へと機材が恒久的に変更される予定でしたが、使用予定だったB787-9型機の機材トラブルにより1ヶ月も経たないうちにB787-8型機へと戻され、現在でも羽田/成田の両路線でB787-8型機による運行が続いています。
羽田路線のB787-9型機復帰については2018年3月25日から復帰することが予定されてはいましたが今回プレスリリースに含まれたことで一安心と言えるでしょう。
B787-9型機に変わるメリットとは
B787-8(240座席仕様)からB787-9型機に変わるメリットは次の4つが挙げられるでしょう。
- 羽田/成田どちらでもプレミアムエコノミークラスへの無償アップグレードが利用できる
(羽田便と比較するとアップグレードし易いかもしれませんね) - 羽田/成田どちらでもプレミアムエコノミークラス運賃(E/G)が購入できる
(6/1以降は羽田→成田と予約変更をしてもエコノミークラスへのダウングレードにならない) - 羽田/成田どちらでもフルフラットシートのビジネスクラスに搭乗できる
(羽田路線と比べて損をした気分になることはなくなりそうです) - 成田到着便の利便性が向上して帰国日の同日国内線乗継を選びやすくなる
(羽田路線では深夜22時過ぎに到着するため同日乗継はほぼ不可能)
プレミアムエコノミーの新設およびビジネスクラスのフルフラットシート(ANA BUSINESS STAGGERED)化は私たち修行僧にとっては朗報と言えるでしょう。
KUL発券の価格について

1月18日時点では成田⇔クアラルンプール路線のプレミアムエコノミークラス運賃はまだ販売されていません。
6月1日以降(現地発は6月2日以降)の日程で検索してもシンガポール経由便しか出てきません。販売開始のときにはまたプレスリリースなどが出ると思われます。どーーーーーしても先に購入しておきたい方は羽田路線を購入しておき、販売開始されたあとに羽田→成田と変更することをオススメします。(所定の変更手数料がかかります)
なお羽田/成田で運賃は原則同じですので空港諸税により数十円〜数百円程度差額が出るものの、羽田路線のプレミアムエコノミークラス運賃と同額と考えて良いでしょう。1月18日現在、羽田路線では約78,650円です。

参考運賃・獲得プレミアムポイント・プレミアムポイント単価は下記のとおりです。
日本方面:参考価格
参考運賃 | 獲得PP | PP単価 | |
---|---|---|---|
東京発着 | 78,650円 | 10,814PP | 7.3円/PP |
+名古屋⇔東京 | 79,850円 | 11,586PP | 6.9円/PP |
+大阪⇔東京 | 79,230円 | 11,934PP | 6.6円/PP |
+福岡⇔東京 | 79,230円 | 13,082PP | 6.1円/PP |
+那覇⇔東京 | 93,230円 | 14,750PP | 6.3円/PP |
+石垣⇔東京 | 93,230円 | 15,710PP | 5.9円/PP |
※ 参考運賃(諸税含む)は2018年1月18日(木)現在の羽田経由プレミアムエコノミークラスのものです。
北米方面:参考価格
参考運賃 | 獲得PP | PP単価 | |
---|---|---|---|
ニューヨーク | 228,000円 | 25,060PP | 9.1円/PP |
ロサンゼルス | 214,000円 | 22,530PP | 9.5円/PP |
バンクーバー | 211,960円 | 20,976PP | 10.1円/PP |
ハワイ | 208,400円 | 19,276PP | 10.8円/PP |
※ 参考運賃(諸税含む)は2018年1月18日(木)現在の東京経由プレミアムエコノミークラスのものです。
まとめ
これからだんだんと機材が改善され、クアラルンプール発券もやりやすくなりそうですね。ぜひ3/25以降は羽田路線を、6/1以降は羽田/成田路線ともに活用していきましょう!
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