
久々にお得な日本発券ANAビジネスクラスのセール運賃を見つけました。今回対象の路線は東京〜クアラルンプール路線。現在のクアラルンプール路線は、成田・羽田ともに就航していますが、どちらの路線もセールの対象になっています。
このセールは終了しています
短期滞在にしか利用できないタイプのものですが、週末でも平日でも利用できるのでゴールデンウィークにマレーシア旅行に行かれる方、クアラルンプール発券を利用した修行を計画されている方など、比較的使える運賃ではないでしょうか。
以下、セールについて紹介します。
目次
セールの詳細
対象販売期間 | 2017年02月20日〜2017年03月16日 |
対象出発期間 | 2017年04月21日〜2017年05月06日 一部対象外期間あり[4月28日〜4月29日・5月2日〜5月3日] |
予約クラス | ビジネスクラス(P) |
対象運賃の販売期間は3月16日(木)までで、対象出発期間はGW前後になっています。
運賃とPP単価
このセール運賃を修行に利用した場合、どのくらいプレミアムポイントを稼ぐことができ、PP単価がいくらになるのかを計算してみました。東京〜クアラルンプールの単純往復のほか、那覇と石垣往復を例にしています。
羽田/成田 〜 クアラルンプール
区間 | 羽田/成田 〜 クアラルンプール |
航空会社(フライト) | 往路:NH815 または NH885 復路:NH816 または NH886 |
座席・予約クラス | ビジネスクラス(P) |
費用総額(往復) | 114,990円 |
獲得マイル(往復) | 5,840マイル |
獲得プレミアムポイント(往復) | 7,808PP |
PP単価 | 14.73円/PP |
※獲得マイルはANAカード ゴールド保有/ステータス未保有の場合
那覇 〜 羽田/成田 〜 クアラルンプール
区間 | 那覇 〜 羽田/成田 〜 クアラルンプール |
航空会社(フライト) | 往路:NH815 または NH885 復路:NH816 または NH886 の前後に羽田/成田〜那覇1往復を加えた場合 |
座席・予約クラス | 国際線: ビジネスクラス(P) 国内線: 普通席 |
費用総額(往復) | 125,530円 |
獲得マイル(往復) | 8,300マイル |
獲得プレミアムポイント(往復) | 11,744PP |
PP単価 | 10.69円/PP |
※獲得マイルはANAカード ゴールド保有/ステータス未保有の場合
石垣 〜 羽田/成田 〜 クアラルンプール
区間 | 那覇 〜 羽田/成田 〜 クアラルンプール |
航空会社(フライト) | 往路:NH815 または NH885 復路:NH816 または NH886 の前後に羽田/成田〜石垣1往復を加えた場合 |
座席・予約クラス | 国際線: ビジネスクラス(P) 国内線: 普通席 |
費用総額(往復) | 125,530円 |
獲得マイル(往復) | 8,900マイル |
獲得プレミアムポイント(往復) | 12,704PP |
PP単価 | 9.88円/PP |
※獲得マイルはANAカード ゴールド保有/ステータス未保有の場合
単純往復だとPP単価のメリットはあまり無いように思えますが、普段購入できる最安ビジネスクラス運賃が約24万円前後であることを考えると、なんと半額で購入できるわけです。十分お得なセールだと言えます。
そして1万円の追加運賃を支払うことで那覇や石垣など国内線を前後に片道ずつつけると、PP単価をぐっと抑えることができ、石垣路線の場合はPP単価が10円を切ります。ビジネスクラス修行で単価10円を切るので非常に優秀と言えます。
運賃規則について
非常にお得な運賃であることはわかりました。実際に購入を検討される方は、その前に必ず運賃規則を確認しておきましょう。以下、ANA運賃規則からの抜粋です。
運賃名 | ビジネスクラス(セール運賃) |
対象購入期間 | 2017年02月20日〜2017年03月16日 |
対象出発日 | 2017年04月21日〜2017年05月06日 一部対象外期間あり[4月28日〜4月29日・5月2日〜5月3日] |
予約クラス | ビジネスクラス Super Value(P) |
運賃額 | 東京/大阪/名古屋発 107,000円 その他国内都市 117,000円 |
運賃規則(抜粋) | 滞在期間:2日以上最長14日まで 予約期限:日本出発の28日前まで 支払期限:・ご予約完了後3日以内 ・日本出発の28日前まで のいずれか早い期限 乗り換え:日本国内で往路・復路1回可(ANA便に限る) 途中降機:不可 予約変更:不可 払い戻し:不可 |
OKA-KULタッチについて
今回のセール運賃でOKA-KULタッチをする方は、基本的にはOKA-SINタッチと同じイメージで大丈夫です。ただし、滞在日数が2日以上な点とダイヤの都合上、週末にOKA-KULタッチをする場合は次のどちらかのパターンになります。
いずれも現地1泊で済むこと、クアラルンプールのホテル宿泊料は非常に安価であることを踏まえると航空券以外の費用についても比較的支出を抑えらえるでしょう。シンガポールより、その点において優れてるとも言えますね。
週末ダイヤ
それでは実際に週末を利用した場合、どのダイヤを選択できるのかを見てましょう。
1. 金曜夜羽田発 日曜昼成田着

はやく日本・自宅に帰りたい方や、国内線乗り継ぎを考えている方は国際線区間はこのダイヤを選ぶのがいいでしょう。
往路は23:30日本発という都合のいいダイヤがある羽田路線を選ぶと、那覇や石垣など国内線から乗り継ぐ場合も、そうで無い場合も非常に使い勝手がいい時間です。
復路は現地を朝7時頃出発する成田行きの便を選択すると、18:30成田発21:30那覇着の国内線、もしくは20:00羽田発22:35那覇着の国内線に乗り継ぐことが可能です。遅くまで国内線が飛んでいる地域の方なら日曜日のうちに帰宅できますね。
ただしクアラルンプールを出発する時刻が早朝ですので、現地ホテルは空港近くのものを選んだ方が賢明と思われます。
2. 金曜夜羽田発 日曜夜羽田着

単純往復を考えている方なら復路は羽田着の方が良いでしょう。
往路は1.と同じですが、復路がもう少し遅い時間帯のものになっています。特に急がない方なら、日中にクアラルンプールを出発する便の方がラウンジを楽しんだり、午前中にどこかへ寄ったり、観光したりすることもできるでしょう。
個人的には往復ともに羽田路線が便利な印象を受けます。
これはもともと設置された成田路線が北米路線からの乗り継ぎ客を獲得するためのものなので仕方ないですね(^_^;)
乗り継ぎとして活用する
この運賃を利用してクアラルンプールまで行き、そこから更に乗り継ぎフライトを取ることで東南アジア方面全般に活用できるのでは?と上手な活用法をくろぶたさんが提案されていました。ご興味ある方はぜひこちらもチェック。
まとめ
今回のセールはゴールデンウィークの中でも比較的空席の多かったクアラルンプール路線を売り切ろう…ということなのでしょうか。
あまりゴールデンウィークにマレーシア旅行のイメージがないのでなんとも言えませんが、ビジネス需要が高い路線のため日本で休日祝日が続くこの時期はビジネスクラス利用客が減るのかもしれませんね。
滞在日数が2日〜14日と、あまりフレキシブルとは言えないですが普段の半額で販売されているのですから検討の余地は十分あるのではないでしょうか。