この記事では、SINタッチやOKA-SINタッチなどシンガポールへSFC修行を行こうと決めた人が当日までに何を準備すればいいのか、どんな服装で行けば良いのか、そんな疑問や不安を解決するため、僕が考える”おすすめ”を 修行のしおり としてリストアップしました。
初めて修行をする、初めてシンガポールへ行く。
そんな方はぜひ参考にしてみてください。
SFC修行に必要なものとは?

SFC修行と言うと身構えてしまう方もいらっしゃるかと思います。しかし、準備しなければいけないものという観点からみると実は一般的な海外旅行と大きくは違いません。
ただシンガポールへ飛ぶ多くの修行プランでは、0泊〜2泊といった比較的短い旅程だったり、シンガポールへ飛ぶ前後になぜか国内を往復したりと特徴的な旅程があるのもまた事実です。
そのため、この記事ではSFC修行層向けに特化した内容を紹介していきます。
まず修行が始まるまである程度の余裕を持って用意する必要がある「事前に準備するべきもの」と「当日の持ち物」の2つ、そして最後に「当日の服装」に分けて紹介します。
事前に準備するべきもの
SFC修行に向けて、事前に用意が必要なものは次の通りです。
- パスポート
- 現地滞在費
- クレジットカード
- 常備薬
- 通信手段
- ホテルの予約確認書/e-ticket控え
パスポート

海外に行くため、パスポートは必須です。通常、申請から1週間程度で発行されますが、新規取得の場合は戸籍抄本が必要のため、現住所と本籍地が離れている場合はこれらの取得に要する日数も計算し、なるべく早く取得しましょう。
なお日本人は観光・商用での滞在についてビザが免除されていますので、特にビザの申請やパスポート以外の書類準備は不要です。外国籍の方は事前にビザの有無などを確認しておきましょう。
現地滞在費

現地で使用するお金が必要です。滞在日数に応じて、ホテル宿泊費・交通費・食費などを用意しておきましょう。現地でクレジットカードを利用する場合でも、何かあったときのために最低でも1〜2万円程度は現金で用意しておきましょう。
またUSドルが手元にある方は、それも持っておくと良いでしょう。
例えばタクシーの中で手持ちのシンガポールドルが不足していることに気付いた時、クレジットカードが利用できないタクシーだった…なんてシーンが僕は何度かありました(^_^;)
こんなときはUSドルが活躍します。日本円はどんな両替所でも両替することができますが、さすがにタクシーの運転手さんも日本円をOKとはなかなか言ってくれません。しかしUSドルだと比較的スムーズに受け取ってくれますので、そんな時は多めにUSドルを払ってあげましょう。
クレジットカード

シンガポールはホテルや大きなレストラン以外でも、小さなお店、コンビニ、タクシーなどいろいろなところでクレジットカードを利用することができます。日本と同様に大手5ブランド(VISA、MasterCard、JCB、AmericanExpress、 Diners)が主流です。
海外では、カードが利用できない = 滞在が困難になる という可能性が高いため、必ず複数枚のカードを手元に用意しておきましょう。突然の磁気不良やオーソリが通らないなど、比較的起こりうることです。
またシンガポールのタクシーでは一部VISAカードが利用できない車両もあるため、VISAしか持っていないという方や1枚しかクレジットカードを持っていないという方は、異なるカードブランドを用意しておきましょう。
なお修行ですから、事前のANAカード取得は必須です。
常備薬

海外では普段国内で簡単に手に入る薬でも、同じものを簡単に用意することはできません。そのため、普段から飲んでいる薬の他に風邪薬や整腸剤などは用意しておきましょう。写真のものは実際に僕が旅行時に持ち歩いている薬や絆創膏の一例です。

種類については写真ほど用意する必要はないと思いますが、飛行機の中が寒かったり現地の食べ物が合わなかったりすると体調にすぐ現れますから、市販の風邪薬、整腸剤などは利用頻度が高く、準備しておくべきでしょう。
僕は新ビオフェルミンSをよく利用しています。
そして薬を用意できたら、数日〜滞在日数分だけ取り出して小分けにしておくといいでしょう。また薬の用法用量については、小分けした袋にペンで書いておくと便利です。

通信手段
現地でインターネットを利用するには日本の携帯回線とは別に通信手段を用意する必要があります。滞在中の通信手段ですが、主に次の3つの方法で用意することができます。
- 現地で日本の通信会社のローミングサービスを使う
- 日本で海外Wi-Fiルーターを借りる
- 現地でプリペイドSIMカードを購入する
基本的には 1 → 3 の順で難易度が上がっていき、価格は下がっていきます。
1. 現地で日本の通信会社のローミングサービスを使う
これはすでにお手持ちのスマートフォンとSIMカードをそのまま使って、現地のネットワークに接続する方法です。使い方はいたって簡単で、スマートフォンでローミングの設定さえしておけば、現地でスマートフォンの電源をいれればネットが利用できます。
大手3社(ソフトバンク、ドコモ、au)では、980円/日〜2,980円/日の定額制プランを用意しています。
スマホ・携帯電話を海外でつかう:WORLD WING(ワールドウィング) | サービス・機能 | NTTドコモ
海外で使う | 国際サービス | サービス | モバイル | ソフトバンク
海外で使う(au世界サービス) | 海外・国際サービス | au
初心者にはオススメですが、1日あたりの通信費が比較的高額なので滞在日数が多い場合はオススメできません。逆に滞在時間がきわめて短い場合は特に申し込みや機材の用意が必要ないので便利でしょう。
2. 日本で海外Wi-Fiルーターを借りる
多くの方にオススメできるのはこちらの方法です。日本であらかじめWi-Fiサービスを申し込み、出発空港でルーターを受け取り、到着空港でルーターを返却します。

費用はシンガポールの場合、おおよそ1,000円/日前後からとお手軽で、自分のスマートフォンだけでなく友人や家族とネットワークを共有することができます。これは携帯各社のローミングサービスでは実現できない大事なポイントです。
また現地では電源をいれて自分のスマートフォンやパソコンをつなげるだけなので使い方も非常に簡単で、機械に詳しくない方でも利用しやすいですね。使い方に不安がある方は、借り受ける時に丁寧に説明をしてもらえます。
実際、僕も1人で海外旅行を始めてからの1年間はどの国に行くにもこういったサービスを利用していました。そのとき僕が利用していたのはGLOBAL WiFiというサービスです。

利用者数も多い大手サービスで、羽田空港と成田空港だけでなく全国の国内空港でも受け取りができるようになっています。東京在住の方以外でも利用しやすいですね。
申し込みには何日前までという制限がありますので、よくチェックしましょう。
その場合は、日本で知名度の高いグローバルWiFiがおすすめです。
3. 現地でプリペイドSIMカードを購入する

最後に現地でプリペイドSIMカードを購入する方法です。旅慣れた方であれば、この方法が一番オススメです。その理由は、やはり価格です。シンガポールは日本と同じように大手3社が携帯回線を提供しています。
- Singtel
- Starhub
- m1
各社ともにプリペイドSIMを販売しており価格も似たようなものですが、観光の場合は悩まずSingtelが良いでしょう。購入方法を解説してくれているブログもSingtelが一番多いと思います。
僕はもうシンガポールに10回以上行っているのでSingtel、Starhub、m1とそれぞれ実際に使ってみましたが、少なくともiPhoneでの利用においてはSingtelが一番電波、通信速度ともに安定していました。(他社がダメということではないですが)
なお以前は空港で購入できるSIMカードが$30からだっため、一旦市街まで出てから、Singtelの店舗で購入するのがお得な購入方法でしたが、いまは$15から購入できるとの情報がありましたので、シンガポール到着後に空港で購入するのが良いでしょう。
ホテルの予約確認書/e-ticket控え
最後に、ホテルの予約確認書と航空会社のe-ticket控えについてです。
通常これらは持ち歩かなくても目的のホテル、目的の航空会社カウンターにいけばパスポートだけでチェックインが可能ですが、念のため書面またはスマートフォンなどにデータを保存しておきましょう。
ホテルでのチェックインについて
ホテルのチェックイン時にパスポートを出したけどパスポートの名前で予約が確認できないと言われてしまったときのために、自分がしっかりと予約をしたことを証明するために予約確認書や予約時のメール文面を書面で持っておくと良いでしょう。
またIHG、SPG、ヒルトンなど大手チェーン加盟ホテルに滞在する場合は、予めそれらの会員になっておくことで、予約時に予約番号と会員番号を紐づけることができ、より簡単に確認が取れるはずです。そういった会員制度も活用してみましょう。
なお入国カードにも滞在先ホテルを記入する欄があるため、ホテル名を覚えておくか、予約確認書を手荷物に入れておくと良いでしょう。
航空会社でのチェックインについて
ANAでは、予約時や予約後の詳細画面からいつでもパスポート情報などを登録することができます。予めここにパスポート情報を登録しておけば、当日は予約に紐づいたANAカードなどを提示することなくパスポートだけで発券手続きが可能です。
また24時間前〜75分前までオンラインチェックインも可能ですが、紙のチケットがあった方が何かと便利なので預け入れ荷物がなくてもチェックインカウンターには寄った方が良いでしょう。
そのほか、シンガポールでの入国審査時に万が一帰国用航空券を持っていることを証明しなければいけなくなったときのため、予約・決済時にANAから送付されるe-ticket控えを印刷するか、予めクラウドサービス、例えばGoogle DriveなどにPDF形式で保存しておくと良いでしょう。
以上がSFC修行に出発するまでに準備が必要なものとして、僕がリストアップしたものになります。
パスポートやクレジットカードなど手配に日数がかかるものは、用意を忘れないように気をつけましょう。また航空券やホテルなどの確認書類も手元に用意するか、クラウドストレージに保存しておきましょう。
- ●●日前までに申し込みが必要なもの、手元に届くまでに●●日要するものなど、ある程度余裕を持って進めておくべきものを事前にチェックする
- 自分の修行プランにあわせて持ち物を用意する
- 予約確認書類は書面かデータで保管する
当日の持ち物
続いて、当日現地へと持って行くべきおすすめの持ち物リストです。
まずはどんな修行プランでも共通しておすすめしたい持ち物のご紹介です。
おすすめの持ち物 〜機内持ち込み〜
- パスポート
- 現金(日本円)
- クレジットカード2枚(ANAカード含む)
- 常備薬
- スマートフォン
- モバイルバッテリー
- 充電器 + USBケーブル
- 黒の油性ボールペン + メモ帳
- 替えのインナー1セット
- 1日分の着替え(予備)
- フェイスタオル
- 折りたたみ傘
- ポケットティッシュ
- 使い捨てマスク
パッと見るとたくさんありますね笑
これでもかなり絞り込みましたが、それぞれ持ち込むには理由があります。
スマートフォン・モバイルバッテリー・充電器
スマートフォンはいまや海外旅行、観光には必須のツールですので充電器を含めて必ず手荷物に入れるようにしましょう。最近はエコノミークラスでもUSB給電ポートがありますから、到着までに電池を100%にしておけば、1日中安心して利用することができます。
黒の油性ボールペン・メモ帳
多くの国では、入国審査時に入国カードと呼ばれるような書類を提出する必要があります。シンガポールも同様で、特に記入項目は多い方です。そのため機内で配布されたら、機内にいる間に記入しておくのがベストです。ボールペンは簡単に手に取れる場所に置いておきましょう。
またメモ帳については必須ではないものの、タクシーの運転手さんに目的地がうまく伝えられない時や知り合った人に連絡先を教える時など何かとちぎって利用すると便利です。ボールペンと一緒に持っておきましょう。
1日分の着替え・フェイスタオル
1日分の着替えは、スーツケースに滞在中の衣服を入れておく場合にスーツケースがロストバゲッジや遅延してしまい着替えがなくて困ってしまわないようにするためです。もともと着替える必要のない旅程だったり、現地で購入すればいいという方は特に持って行く必要はないでしょう。
フェイスタオルは、温暖な気候で汗をかきやすいシンガポールでは必携です。飛行機を降りた後に顔を洗ってさっぱりしたいという方もいらっしゃいますよね。僕はそういうタイプの人なので、必ず持ち歩いています。
折り畳み傘
シンガポールは赤道に近く、日本のような四季はありません。その代わり、雨季と乾季があります。日本でいうところの夕立のような突然の雨「スコール」も東南アジアの特有で、急に雨に振られることが多々あります。折り畳み傘を手荷物に入れておくべきでしょう。
なお大きな傘やコンパクトでも鋭利な傘は機内に持ち込みできない場合があるので、そんな時は預入荷物にしてしまいましょう。不安であれば、チェックインカウンターで聞くと良いでしょう。
機内持ち込みに利用するカバン
ここまで紹介した手荷物は、アタッシュケースやバックパックなどがあれば一通り入る量かと思います。SINタッチを考えている方は、スーツケースを持っていなくても普段利用されているバックパックやボストンバックを活用すべきです。
実際、僕はシンガポールに1泊〜2泊するくらいの旅程だとバックパック1つで済ませてしまいます。 一昨年に限定販売されたTUMI×MINIのバックパックです。


このカバンに限らずバックパックはサイズ感がちょうどよく、修行には使い勝手がいいですね。また小さなカバンに分離できるタイプだと手荷物が増えた時も安心です。
ぜひお店で探してみましょう。
おすすめの持ち物 〜預け入れ〜
- 滞在日数分の着替え
- 変圧器・アダプタ
- 観光用の小さいカバン
- コンビニなどのビニール袋
- トイレットペーパー
続いてチェックインカウンターにて預け入れする荷物について。
滞在日数分の着替え
滞在日数が2〜3日を超えてくる場合や、OKA-SINタッチなどで沖縄でも宿泊が必要な場合はスーツケースを用意して、日本とシンガポールそれぞれの洋服を用意した方が良いでしょう。
先日紹介した土日完結型のOKA-SINタッチなら着替えは1着あればすみますが、特に秋から冬にかけて修行される場合、東京、那覇、シンガポールでそれぞれの洋服を用意する必要があります。
冬の東京は寒いですし、那覇は寒くはないものの東京の秋頃の格好はした方がいいです。そしてシンガポールでは真夏の格好…。うまく上着を着たり脱いだりすれば済むような格好をすべきですね。
詳しくは?後半の服装についてで書いています。
変圧器・アダプタ
シンガポールはイギリスや香港などと同じBF型のコンセントが採用されています。写真の右側のようなコンセントです。

アダプタの形状はこちらの写真のようなものです。(アップルワールドトラベルキット)

予めBF型に対応した変換アダプタを用意しておきましょう。
また電圧は230V / 50Hzですので、日本専用の100Vにしか対応していない家電製品を持ち込む場合は、変圧器も用意する必要があります。変圧器なしに差し込むと火花が飛んだりブレーカーが落ちたりすることがあるので、気をつけましょう。
また変圧器を通したあとでなければ、日本の延長ケーブルはそのまま利用することはできません。間違っても変換アダプタに延長ケーブルを刺さないようにしましょう。一瞬で丸焦げになります。
また最近のスマートフォンやパソコン、髭剃りなどの充電器などは最初から100V〜240V対応のものがほとんどですので、あまり変圧器の出番はありません。日本出発前に必ず確認をしておきましょう。
さて、変換アダプタの話に戻りますが…、こちらは香港旅行記でも紹介している製品です。僕はこの変換アダプタをよく利用しています。世界各国のコンセントに対応していながらとてもコンパクトなのでかさばりません。


ただし1つ難点をあげるならば、BF型として利用するときは2つのパーツを簡単に組み立てて使うので、パソコンのACアダプタなど差込口の重量が大きいと安定しません。
Mac利用者であれば、ACアダプタに直接ソケットをつけるのではなく付属の長いケーブルを利用しましょう。もしACアダプタを直接接続したいのであれば、汎用型のアダプタではなく、Appleが販売している アップルワールドトラベルキット もオススメです。
ちなみにこれはiPadなどに付属する12W充電器にも流用可能ですから、Appleユーザーは持っていて損はないですよ!僕も先日のイギリス滞在中にBF型の利用が非常に多いため、購入しました。

観光用の小さいカバン
機内持ち込みの手荷物カバンをバックパックやボストンバッグにした場合、比較的大きく重いカバンになるのでホテルに荷物を置いて観光するときに持ち歩くには向きません。
そんなときは、観光用の小さいカバンをスーツケースに入れておき、ホテルにチェックインしたらそちらに貴重品や観光雑誌などを移して出歩きましょう。なおその際、ホテルの部屋に貴重品を放り出さず、必ずセーフティボックスを利用しましょう。
コンビニなどのビニール袋
なにかと便利なビニール袋。コンビニやスーパーなどでもらえるアレです。現地で着替えた使用済みの衣服やインナーと未使用の衣服を区別するのに使ったり、使って濡れた折り畳み傘などを保管するのにも便利です。
トイレットペーパー
最後にこちらもいろいろ便利なトイレットペーパー。東南アジアでは高級ホテルでもお尻に優しいペーパーが装備されているとは限りません。お尻を大切にしたい方は持って行くと良いでしょう。
なお日本のトイレットペーパーは水に溶けやすい紙でできていますが、東南アジアのトイレは日本のトイレほど力強く流れてくれない場合があるので、一回の使用量には注意しましょう。
最悪持ち帰るためのスペースが無くなっても簡単に処分できるので、スーツケースの隙間を埋めたい場合にも有効です。鼻紙としても利用できます。
以上が、おすすめする当日の持ち物です。
持ち込みが禁止されているもの
初めてシンガポールに行かれる方、普段からあるものを持ち歩かれている方は気をつけましょう。日本では至極一般的なもので合法なものでも、海外では所持するだけで違法なものがあります。
1. チューインガム
シンガポールではチューインガムの所持・輸入等が禁止されています。いわゆる禁制品ですね。間違っても、カバンやポケットにこれらを入れっぱなしにして入国しないよう気をつけましょう。
2. 電子タバコ
シンガポールでは電子タバコの所持が禁止されています。こちらもチューインガム同様、間違っても持ち込まないように気をつけましょう。発覚した場合、多額の罰金を科せられることになります。
なお普通のタバコでも、1本から課税対象のため特に吸わなくても生きていける方は持って行かない方が賢明でしょう。どうしても吸いたい方は、必ず税関で申告をして関税を支払いましょう。
当日の服装

さて最後に当日の服装ですが、夏は特に悩むことはありません。日本もシンガポールも暑いので半袖シャツを着て入れば万事OKです、はい笑
問題は日本が秋冬になる10月〜3月頃ですね。出発する前と到着後は寒い日本なので、コートは必須ですし中もそれなりに厚着をして行く必要があります。さらにOKA-SINタッチになると、東京・那覇・シンガポールそれぞれの服装を用意する必要があり、荷物もかさみがちになります。
以下、経験ベースでどのような格好が良いかをまとめてみました。男性目線になってしまいますが、だいたいのイメージはつけられるかと思います。
10月から3月までのおすすめな服装
10月
東京だと10月中旬頃までコートがいらない日が続く時期ですね。シンガポールでも着替える必要がないように、僕はこんな感じの格好で出かけます。
インナー: ヒートテック
1枚目: 薄手の長袖シャツ
2枚目: パーカー
アウター: 不要
11月
東京でも上旬頃から薄手のコートが必要になり、下旬にはコートがないと寒く冬の到来を感じる時期ですね。シンガポールは関係なく暑いので服装に悩み始める時期です。
インナー: ヒートテック
1枚目: 長袖シャツ
2枚目: ベスト or セーター
アウター: 薄手のダウンコートなど
日本を出発するときにアウターをカバンにしまい、シンガポール到着時に2枚目のベストやセーターを脱げば一旦は我慢できる格好になります。どうしても暑いようなら、腕をまくるか到着後に空港でTシャツや半袖シャツに着替えましょう。
12月
言わずもがな東京や東京以南も寒くなってきて、沖縄を除いて国内どこでもコートが必須な時期ですね。格好としては11月と大きくは変わりませんが、もうシンガポールで着替えることを前提に服装を選んだ方が良いでしょう。
インナー: ヒートテック
1枚目: 長袖シャツ or タートルネック
2枚目: セーター or フリース
アウター: お好きなコート
日本を出発するときにアウターをカバンにしまい、シンガポール到着までには1枚着にしておきましょう。到着後は、空港でTシャツやシャツに着替えましょう。
コートは寒くなければなんでも良いですが、自分の手荷物にしまえる大きさ、厚さの物にした方が良いでしょう。分厚いダウンコートなどはかなりかさばるので修行日は控えましょう。
1月〜2月
東京が真冬になる1月から2月。かなり冷え込むので12月の格好と基本的に同じものの、より厚いコートが欲しいところですね。シンガポールの気候は特に変化がないので、コートを入れるための少し大きなカバンを用意した方が良いでしょう。
インナー: ヒートテック
1枚目: 長袖シャツ or タートルネック
2枚目: セーター or フリース
アウター: お好きなコート(厚手)
3月
東京も春が近づいてくる3月ですが、中旬くらいまではまだまだ冬用コートが必要なくらい寒い季節ですね。11月〜12月頃の格好と同じくらいで良いでしょう。
インナー: ヒートテック
1枚目: 長袖シャツ
2枚目: ベスト or セーター
アウター: 薄手のダウンコートなど
コートは空港で預けることもできる
ここまでコートは手荷物にしてシンガポールへ持ち込むことを前提に話を進めてきましたが、実はコートなど手荷物を空港に預けることができるサービスがあります。
コートをシンガポールに持って行くのが嫌な方や、コートに折り目をつけたくない場合は1月〜2月に限らず空港の手荷物預かりサービスを利用された方が良いでしょう。羽田・成田どちらも各社がサービスを提供しており、おおよそ1着200円/日前後で預かってもらえます。結構お安いです。
空港内は比較的暖かいことが多いので、クロークサービスの受け取りまでのあいだならコートがなくても十分快適に過ごせると思います。こちらも有効活用されると良いでしょう。
羽田空港
成田空港
まとめ
今回はシンガポールに修行に行く際に、何を準備して何を持って出かければ良いのかを自分の経験をもとにまとめてみました。
SINタッチはPP単価もよく修行僧に人気ですが、冬の時期は日本とシンガポールで気温差が激しく、比較的タイトなスケジュールでフライトに乗り続ける修行では体調を崩しやすくなります。
ぜひ予め準備できるものを活用して上手に体調管理を行い、万全の体調で楽しく修行を終わらせましょう!